そこでそもそも、なぜセックスレスが問題なのかを考えてみましょう。
第１の理由は、身体的な理由によるものでしょう。
男性の場合、単に勃起しない。セックスする気力・体力がない。
女性の場合、性交痛がする。セックスに対する受け入れ態勢がない。したいと思わない。
第２の理由は、きっかけを失ってしまった時です。
「え−、今更セックスなんかしたいの？」
「いやいやシテない？」
長い間、性交渉がなかったため、お互いが恥ずかしさを誤魔化すあまりに、ひやかしたり、ふいに口にした言葉で興ざめしてしまい、勃起していた殿がたも萎えてしまう原因になりかねません。
第三者にすればセックスは動物の本能で、勃起すればするのが当たり前、しないのはおかしい、という考え方に基づいた疑問でしょう。しかし、当人たちは勃起したからしなければならないというのは、義務であるかのようで、しらけてしまうという意見もあります。
年寄りはしない(勃起不全)方が普通ですから、若い人が、セックスレスだと問題になります。この観点でのセックスレスの対象は、１０代、２０代でセックスをまったくしないか、ほとんどしないカップルでしょう。
期間は｢まったくしない」は１か月、｢ほとんどしない」は１年でしょうか？
つまり、「１か月まったくしない」か、「１年で数回位しかしない」カップルは、セックスレスとして、なりたつことになります。
○セックスレスに対する解答は「なぜしないのか？」を明らかにすることです。
セックスレスが問題になる理由は「したいのにできない、どうしたらよいか」という場合です。
｢したい」のは、両性の場合と一方の場合とがあります。
問題になるのが「どちらか片方」の場合です。
特に女性の場合、結婚していると、つきあっているカップルとは違い、別のパートーナーを見つけるのにも、思うようにならないから大変です。
へたをすれば一生、セックスをしたいのに我慢しなければならなくなってしまうからです。
エッチしたいのにできない
それは重大な問題です。
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