「しない」人は、基本的には「満足できない」か、
「それほど満足できない」からでしょう。
満足できる環境条件が整っていればするはずです。
ひとりエッチの方が気を遣わず、満足できるというのもセックスレスの原因です。
○配偶者とのセックスで十分な満足感が得られますか?
■精神的満足感
いつも得られる
だいたい得られる
あまり得られない
得られない
■肉体的満足感
いつも得られる
だいたい得られる
あまり得られない
得られない
○セックスライフに満足していますか?(結婚していない若い男女が対象)
結婚前の方が女性の満足度が高く、結婚後、満足度が下降になっています。
満足感が得られている男性は、「いつも」と「大体」を合わせて、精神的72%、肉体的73%であるのに対して、女性の方は、精神的59%、肉体的56%となっています。
男女とも「楽しい」はずの目標に対し、現実は約20%の差があります。
そして、女性の満足感がかなり低いのと、女性は肉体的満足感を得ているよりも精神的満足感を得ている方が多いということが特徴です。
結局こうなります。
「セックスは楽しいものではない」
■男性
6%
□女性
22%
「精神的満足感が得られない」
■男性
9%
□女性
20%
「肉体的満足感が得られない」
■男性
8%
□女性
21%
したがって、「配偶者とセックスしたくない」
■男性
16%
□女性
27%
となります。
男女とも、満足感が「あまり」得られない人の一部も「配偶者としたくない」となっているので、「したくない」回答がほかの回答よりも多くなっているのでしょう。
これが「その他」の内訳でしょうか?
「夫の求めに応じるのが妻の心得」と思っている女性は32%しかいません。
「妻の求めに応じるのは夫の役割」と考えている男の71%より圧倒的に少ないのです。
嫌なものには応じる義務はないということでしょう。
男性はそれこそ自己満足だけでなく、相手の満足を考えないと拒絶されるはめになるのです。
次に若い人がセックスをしないことに関するデータです。
恋人と付き合ううえでセックスは重要だと思うか?
YES
男性86%
女性86%
NO
男性14%
女性14%
セックスなしでも恋人と付き合っていけるか?
YES
男性47%
女性48%
NO
男性53%
女性52%
男女ともセックスを重要だと思っているのですが、セックスなしでも恋人と付き合っていけると考えている人が半分もいるのです。
「セックスなしでも恋人と付き合っていける」という考えはセックスレスの予備軍です。
今後の高齢化によるセックスレス問題は、今後も大きく膨らんでいく予感がします。
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